- 公開日:2023-08-18
- 更新日:2024-03-29
美容師・理容師の方々も就職・転職の時に必ず書かねばならないのが「履歴書」。本記事は、キャリアに悩む美容師・理容師の皆さんに向けた「理美容師転職のイロハのハ」シリーズ。本日のお題は「美容師・理容師のための履歴書の書きかた」です!それでは行ってみましょう!
就職・転職活動の際には、面接を受けるサロンに履歴書を提出します。面接時に持参することもありますが、人材会社を利用する場合や、応募者が多数で面接前に書類選考をするような人気の会社を受ける場合には、面接より前に提出をすることもあります。
履歴書はあなたの第一印象を決める大事な書類。手を抜かず、きちんとマナーを踏まえて書きましょう。
1:履歴書の書きかた
手書きでもパソコン入力でもOK
「手書き、パソコン入力、どっちがいいの?」これはよくある履歴書に関する疑問です。結論は手書きの履歴書を指定された場合などを除き「どちらでも大丈夫」です。
手書きの場合は黒のボールペンで書きます。履歴書を見る担当者の方が見やすいように、丁寧に、できるだけ大きな文字で書くように心がけましょう。誤字・脱字をしてしまった場合は、修正テープや修正液、取り消し線などはNG。大変ですが、新しい履歴書を用意して書き直すようにしましょう。まずは鉛筆で薄く下書きをしておくと安心かもしれません(その場合は下書きをキレイに消すことを忘れずに!)。
パソコンでの入力でも、文字の大きさは意識しましょう。特に志望動機は文章が長く、文字が小さくなりがちですが、最小でも10pt程度のフォントを使ってください。印刷してみて、見える大きさかどうかをチェックすると良いかもしれません。
各項目の書きかた
内容が薄い履歴書は、それだけで印象を悪くしてしまいます。「志望動機」や「学歴・職歴」、「免許・資格」や「本人希望欄」はできるだけ空欄は残さず、多くの項目を埋めることを心掛けてください。
ここからは、各項目の記載方法の基本的なマナーをお伝えします。
履歴書の記入例はこちら!
※履歴書のフォーマットは厚生労働省のサイトから入手可能です。
基本項目欄の書きかた
1) 日付
和暦(令和●●年)でも西暦(20●●年)でも、どちらでも大丈夫ですが、混在はNG。すべての項目で統一した表記を用いましょう。また、年号等を略して記載する(令和→R/2019年→'19年など)のは避けましょう。
なお、履歴書上部の日付は、面接時に持参する場合はその当日の日付、郵送やメール送付の場合は送付日を記載しましょう。
2) 顔写真
顔写真を貼る場合は、以下のことに注意しましょう。
- 3か月以内に撮影したものを使用しましょう。
- 胸から上、正面からのアングルで、髪などで顔が隠れていないことを確認しましょう。
- 背景の映り込みはNG。必ず証明写真を使いましょう。
- 写真の裏に氏名を書いておくと万一剥がれたときにも誰のものかが分かります。
3) 氏名・読み仮名
名字と名前の間はスペースを空けましょう。読み仮名は、「ふりがな」とある場合は平仮名で、「フリガナ」とある場合はカタカナで記載しましょう。
4) 生年月日・満年齢
和暦・西暦どちらでも構いませんが、他の項目と統一しましょう。「満年齢」は、履歴書上部に記載した日付の時点での年齢を記載しましょう。
5) 性別
公正な採用選考のため、また求職者のプライバシーへの配慮のため、厚生労働省の履歴書様式では性別の記載は任意で、未記載も可能です。
6) 現住所
都道府県から記載し、マンション名なども省略せずに記載しましょう。ふりがなは数字部分には不要です。
7) 電話番号
連絡の取りやすい番号を記載しましょう。携帯電話番号でも問題ありません。
8) 連絡先
現住所以外に連絡先を希望する先がある場合(実家など)は記載しましょう。ない場合は空白のままで構いません。
学歴・職歴欄の書きかた
学歴・職歴の欄は一緒になっている履歴書様式が多いかと思います。その場合は、まず1行目中央に「学歴」と書いて学歴を記載し、その後1行空けた行中央に「職歴」と書いて職歴を記載していきます。また、すべて書き終わったら、右下に「以上」と記載することを忘れずに。
1) 学歴
入学・卒業を古い順に記載していきます。記入例では小学校、中学校の卒業についても記載していますが、最終学歴が高校以上の場合や、職歴が多い場合などは高校の入学・卒業からの記載でも良いでしょう。ここでも略称は使わず、正式名称を記載しましょう(例:高校→高等学校)。
なお、入学・卒業年度は間違えやすいので、しっかり確認してから記載しましょう。
2) 職歴
入社・退職を古い順に記載していきます。勤務したサロンの規模や、勤務時の職種(アシスタント・スタイリストなど)を書き添えると分かりやすいです。退職の場合は「一身上の都合により退職」と記載、現職の場合は職歴の最後の行に「現在に至る」と記載します。
免許・資格欄/志望動機/本人希望記入欄の書きかた
1) 免許・資格
正式名称で記載します。美容師資格は「美容師免許」、理容師資格は「理容師免許」が正式名称です。仕事に直接関係のない免許・資格も記載しておきましょう。なお、記載の順番は原則取得した順となりますが、美容師・理容師の場合は美容師免許・理容師免許を一番上に記載しても良いでしょう。
2) 志望動機
入社の意欲が伝わるように記載していきましょう。「これまでのあなたの経験やスキルが、候補先においてどのように役立つのか」がわかるように書くと良いアピールとなるでしょう。
志望動機を書くのは難しいですが、どこかから持ってきたPR文ではなく、自分の言葉でしっかりと伝えるようにしましょう。
3) 本人希望記入欄
希望の勤務時間などがある場合は必ず記載しておきましょう。特に何もなければ「貴社(貴サロン)の規定に従います」と記載しましょう。
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